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2008.8.6
 リニューアル後の図書館、ご紹介
医学部総合中央館はかねてより耐震補強工事を行っておりましたが、このたび工事が完了いたしました。
今回の工事では建物の耐震補強だけでなく、壁のクロスを張り替えたり、床をじゅうたんに変更し、一部OAフロアにするなど、機能改修・内装工事も行われました。
ここで新しくなった医学図書館をご紹介いたします。
●ロビー
ロビーで「医学の父」ヒポクラテス（Hippocrates,BC460〜377）が私たちを見守ってくれています。
ヒポクラテス像は嶋田宗之博士により1981年11月、当館創立20周年を記念して寄贈されました。
ウフィツィ美術館（フィレンツェ）所蔵の複製で、真正の「ヒポクラテス」像と鑑定されたものです。
●マルチメディアコーナー
パソコン類の台数、配置はほとんど変わりはありませんが、床がOAフロアになりすっきりとしました。
また、壁が白いクロスに張替えられ、両壁に絵を10点展示することで明るい雰囲気になりました。
（絵画展示協力「アトリエ・エレマン・プレザン」）
●PLENIUS閲覧室
図書館の入館ゲートを入って左側の閲覧室です。
Plenius閲覧室は、改修前は「図書（本）」を置いていましたが、改修後は「雑誌」を置くことになりました。
現在、2007年以降に発行された未製本の洋雑誌、和雑誌を配架しています。
くつろぎスペースを拡張しました。
壁の絵画や中庭を眺めながら、お過ごし下さい。
（絵画展示協力「アトリエ・エレマン・プレザン」）
耐震補強のためのブレスが各所に取り付けられましたが、カウンターをつけることによって違和感なく閲覧室にとけこんでいます。
カウンターの一部は新着雑誌コーナーとなっています。
一角に貴重資料展示ケースを２台設置しました。
1961年医学図書館開館時に届いたケネディー大統領からの祝辞（レプリカ）などを展示しています。
来館の際にぜひご覧下さい。
今回の改修で、館内に多目的トイレを新設しました。（展示ケース後方の緑の扉）
●ALTIUS閲覧室
図書館の入館ゲートを入って右側の閲覧室です。
Altius閲覧室は、改修前は「雑誌」を置いていましたが、改修後は「図書（本）」を置くことになりました。
1990年以降に発行された図書を、アメリカ国立医学図書館分類法に基づき配架しています。
また、新着図書コーナー、テキストコーナー、AV資料コーナーもAltius内に設置しました。
東京大学医学図書館
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